| カナダ1いや、世界No1美しいと言ってもよい湖はこのモレーンレイクだ。
カナディアンロッキーに来て旅を終えて帰るお客さんに、どこが一番印象的だったかを聞くと口を揃えて「モレーンレイク」と答える。
ノコギリのような荒々しい山々(テンピークス)を背景にし、光線の加減によって刻々と色を変える青緑色のトルコ石のようなこの湖は旧20ドル札裏面の図柄にもなっている。
湖面の色は形容し難いほど鮮やかで「綺麗」の域を脱して「物凄さ」さえ感じてしまう。
ある時は幻想的にある時は神秘的にその表情を変えてくる。
もはやこの美しさはどんな言葉を用いても表現しきれないし、どんな手法を持ってしても絵画や写真でこの美しさを再現することも不可能である。
訪れると時を忘れてしまうくらい、何度見ても見飽きることのない湖だ。
モレーン湖は1894年、ウォルターウィルコックスがテンプル山に初登頂したときに発見した湖である。
モレーン湖の名は、湖をせき止めるがれきがモレーン(氷成堆積物:前進してくる氷河によって押し上げられてできる砕石の山)のように見えることに由来しているが、実際は上部の標高3101メートルのバベルの塔から降ってきた巨大な落石でできた可能性が高い。
またここは訪問者の心をなごませてくれる小動物たち、ゴールデンマントルドグラウンドリスやシマリス、ナキウサギ(ピカ)の生息地にもなっている。
さらにカヌーをレンタルして、この奇麗なモレーン湖を水面近くで満喫することもできる。
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