事務職教育を評価するには、どうすべきでしょうか。
事務の仕事に点をつけるには、どうすれば良いのでしょうか。
それには、そもそも事務職とはなんなのかを再確認する必要があります。
事務とは、プロセス管理のプロフェッショナルです。
関わる他者の活動が円滑になるように、プロセスを適切に管理します。
書類を作成したり、電話を受けたりというのは、あくまで手段にすぎません。
会社の顔としてマナーをしっかりするということがありますが、それもあくまで付随的な要素です。
プロセス管理を評価するには、どういう方法をとればよいのでしょうか。
まず、プロセスを行う目的を定義します。
その次にプロセスを細分化します。
その細分化したプロセスと、プロセス全体を目的に照らし合わせて評価します。
たとえ事務以外の人間、例えば営業の人間が原因でプロセス目的が阻害されていたとしても、減点します。
そのことによって、事務職は仕事を待つのみではなく、積極的に仕事のプロセスを改善しようとします。
それこそが、事務職教育を評価する肝なのです。