教育と評価に関してのこと
私は子供の頃に期末に通信簿を返却されるのが非常に楽しみでした。
それは自分が学校の勉強をするのが得意であったからというのでは決してありません。
むしろ私は学校の勉強をするのはとても苦手な方でした。
それでも私が通信簿を見るのが好きだったのには大きな理由があります。
それは私が自分が学業に対して真剣に取り組んできた成果を、他人がどのように客観的な視点で評価するのかがとても楽しみだったからです。
通信簿を見ていると私は自分では気付かなかったことがたくさんあったことに驚いてしまいます。
そんな時に私は子供の教育において、評価をするということの大切さを心から実感せずにはいられませんでした。
評価をしてもらえるからこそ自分のありのままの姿を見ることができるのだと思っています。
自分の姿を知ることができるからこそ、またまじめに学習しようと思えてくるのです。
だからこそ子供の教育にとってそれは成長するための肥やしとなるのです。